忍者ブログ
尚ばぁの『心の相談室』
尚ばぁはいつも『子どもがちゃんと育つ社会』を夢見ています
尚ばぁログ プロフィール ウィングライフスクール 結婚・夫婦問題カウンセリング ホーム
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。








大腸癌と闘っているという男性と、
昨日、再び会って話しをした。


この前とは、別人のような顔をしていて驚いた。
とてもすっきりとした、いい顔をしていたのだ。


聞くと、病院で検査したところ、癌が跡形も無く消えていたという。
医者からも、普通ではありえない「奇跡」のようなことだと言われたとのこと。


彼から私は「先生のお陰です」と、何度もお礼を言われた。
先日の私の話しが、彼の心の奥にちゃんと届いたようである。


1時間半の面接で、私が彼にしたことは、ただ、
“自分の事実”に気付く、お手伝いをしただけだった。

痛そうだったが、彼は苦しい自分を
ちゃんと受け入れているようだった。


「道端のただの草でいいじゃないか・・・」
と、言った私の言葉を、胸に刻んでいると彼はいう。


こんな風に自分の本当に気付き、変わりゆく姿を、
この十数年、何人見て来ただろう・・・


他に逃げれないのは、確かに辛いことだが、
ちゃんと苦しんでいる人は、
“その時を迎えている人”だと私は思う。


『幸せ』への道へ進むか、
『不幸せ』にしがみつくか・・・


癌が無くなることも、
「奇跡」でも何でもないと私は思っている。


「ありがとう」の言葉より、その変わりゆく姿が何より嬉しい。
「これが私の仕事・・・」と、また身が引き締まる。


我身はどうかい?
自分を“高い処”に勝手に置いていないかい?


改めて“道端の草“の自分に
問い直してみよう・・・ね!




PR
Comment
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]