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大腸癌と闘っているという男性と、
昨日、再び会って話しをした。
この前とは、別人のような顔をしていて驚いた。
とてもすっきりとした、いい顔をしていたのだ。
聞くと、病院で検査したところ、癌が跡形も無く消えていたという。
医者からも、普通ではありえない「奇跡」のようなことだと言われたとのこと。
彼から私は「先生のお陰です」と、何度もお礼を言われた。
先日の私の話しが、彼の心の奥にちゃんと届いたようである。
1時間半の面接で、私が彼にしたことは、ただ、
“自分の事実”に気付く、お手伝いをしただけだった。
痛そうだったが、彼は苦しい自分を
ちゃんと受け入れているようだった。
「道端のただの草でいいじゃないか・・・」
と、言った私の言葉を、胸に刻んでいると彼はいう。
こんな風に自分の本当に気付き、変わりゆく姿を、
この十数年、何人見て来ただろう・・・
他に逃げれないのは、確かに辛いことだが、
ちゃんと苦しんでいる人は、
“その時を迎えている人”だと私は思う。
『幸せ』への道へ進むか、
『不幸せ』にしがみつくか・・・
癌が無くなることも、
「奇跡」でも何でもないと私は思っている。
「ありがとう」の言葉より、その変わりゆく姿が何より嬉しい。
「これが私の仕事・・・」と、また身が引き締まる。
我身はどうかい?
自分を“高い処”に勝手に置いていないかい?
改めて“道端の草“の自分に
問い直してみよう・・・ね!

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